海外旅行保険って入った方がいいの？旅行のタイプに合わせた賢い選び方
・旅行の際には海外旅行保険に入ったほうが良いの？
円高傾向が続く中でも海外で長期休暇を過ごそうという方は多いですが、保険の加入について悩んでいる方もその分多いのではないでしょうか。
海外旅行保険は旅先で何も怒らなければ掛け捨てになってしまいますが、海外において自分の身を守ってくれるものは自分だけです。
上手に選べば掛け捨てになってしまうこともなく、損なく海外旅行保険を利用することができますので、その上手な選び方について見ていきましょう。
旅行のタイプに合わせて、賢く選ぶことが海外旅行保険において重要なのです。
入り忘れに気付いて空港で慌てて加入したりしていては、大きな損をしてしまいますよ。
・増えている「リスク細分型海外旅行保険」について
銀行のウェブサイトなどで申し込むことのできるリスク細分型海外旅行保険に関してですが、これには保険料に２つの特徴があります。
ひとつは対面販売のコストがさえられることによって保険料が基本的に安価であるということで、もうひとつはリスク細分型による保険料の設定となっていること。
このときに注意したいのは、リスクの度合いによっては保険料が通常よりも割高になってしまうケースがあるということで、旅行先の地域やその地域による保険金支払額の違いなどといった細かなデータを基に分析して保険料を算出するのが理由でしょう。
たとえば、アジアなどの比較的近場な国であって、なおかつ短期間の日程であればやはり割安な設定となることが多いようですよ。
なので、旅先が安全であり近場であり、なおかつ短期間の滞在である場合などにはリスク細分型海外旅行保険のメリットを十二分に享受できると言えます。
それとは逆に南米やアフリカといった、リスクが高く日本からも近くない地域へ渡航するというようなケースの場合は、店頭販売されている従来のパッケージ型保険よりも保険料が高くついてしまうこともあります。
ここはやはり、事前に見積を確認しておくのが一番ですよね。
安全な近場への短期間の旅行であればリスク細分型海外旅行保険がオススメですが、全てがその逆となるならば、従来の保険の方が良いかもしれません。
こういった保険の選び方も海外旅行に関する大事なポイントですよ。
・海外旅行保険はケース・バイ・ケースで選ぶ
当たり前のことですが、自分に万が一のことがあった場合に家族への保障はどうなるのか、といったところなどは保険加入前に特に考えたいところですね。
たとえ話ですが、旅行先で自分にもしものことがあったら、どれだけの人にどれだけの心配と迷惑がかかるかを考えて海外旅行保険は選びましょう。
渡航エリアによっても、添乗員つきの団体旅行であるのか個人的な旅行であるのか、高価な携帯品を所持していないか、などもチェックしたいポイントです。
特に、高価な携帯品を所持していた場合などは想像しやすいと思いますが、旅行先によってはスリなどの被害も考えて保険は選びたいですよね。
他にも、旅先でアクティビティの予定があるという方も自分の身に何かが起こったときのことを考えた上で、そういった保障のできるだけ手厚い保険を選びたいところ。
旅行する地域の危険なウワサを聞かないか、旅行する地域周辺の治安、または旅行の日数や旅先でどのようなことをするのか、これらを考えた上で心配な点があるようでしたら、その部分をカバーできる海外旅行保険を探すと良いですね。
適当に選ぶことはせず、自分の望む条件にピッタリ合う保険を見つけましょう。
料金の面で心配な面があるという方も、リスク細分型の海外旅行保険であればある程度の融通がききますし、上手に利用方法を考えて加入すると良いですよ。"
