保険に関する応用知識

地震や台風、自然災害から守ってくれる保険はないの?

Posted on 2015-09-28

・自然災害から保険で我が身を守る

4423305388_27a20274f1_z
保険、と聞くと自動車やバイクに関するものが真っ先に思い浮かぶという方も多いですが、いろいろなものや事柄に対する保険が世界にも日本にも存在しています。
地震や台風といった数々の自然災害から守ってくれる保険ももちろん存在していますよ。

地震大国とも言われる日本では大きな地震が起きる危険性も高いですし、沖縄を始めとする西側の県では特に台風の被害は毎年とても酷いもの。
どうしても空気の乾燥する冬には雪国での火災事故が多くなります。
そういったものから守ってくれる保険なら、やはり気になるものですよね。

自然災害に対する保険をいくつか紹介していきます。
気になるという方は参考にしてみてくださいね。

・火災から私たちを守る火災保険

2670557049_793e194785_z
火災や水災、爆発などによる災害が原因で建物や家財といったものが損害を受けた場合、その損害を補償してくれるのが「火災保険」です。
名称だけ見れば補償の対象が火災だけであるように感じますが、今ではさまざまな損害に対する補償がパッケージ型で販売されていることも多いのです。

種類は主に2つで、ひとつは「住宅火災保険」、もうひとつは「住宅総合保険」。
前者は火災や落雷や風災、その他に破裂や爆発などが補償の対象ですが、そしてそれらに水災、盗難、物体の落下などが含まれるのが後者のものになります。

この保険でカバーすることができるのは火事だけではないということで、台風などももちろん補償してくれますので、お家が古く台風がきたときの雨漏りなどが不安だという方も火災保険の加入を検討すると良いでしょう。
屋根の損壊による補償もありますし、台風の多い地域の方には特に勧めたいですね。

・日本に住んでいるからこそ知っておきたい地震保険

2486054640_5658dc9b82_z
火災保険と同じように、こちらは地震や火山の噴火、そしてそれによる津波などを原因とする損壊などで被った建物や家財の損害を保証するのが地震保険。

地震などによる損害は火災保険では補償されません。
ですが、地震保険を単独で契約することもできません。
ということで火災保険に加入していることが地震保険に加入する条件となりますが、火災保険に未加入の場合はセットで契約をすることによってお得になる会社もあります。

火災保険の保険期間の途中からであっても地震保険に加入することは可能ですし、詳しくは加入している会社に問い合わせてみるのが良さそうですね。
分からないことをお任せするのではなく、分からないことは担当者に積極的に聞いて知識として覚えておくことで、他の保険契約の際の損を防げたりもするものなんですよ。

・火災保険がオススメな理由

2134812002_4077979e73_z
保険料に無駄が少ないというのが大きな理由のひとつ。
基本契約の補償として上に書いたように火災や落雷、破裂に爆発などがありますが、ここに付加する補償のオプションは自由に追加したり削除したりすることができるのです。

そのオプションというのが1つは風災や雹災、雪災補償で2つ目が水災補償、盗難や水漏れの補償が3つ目で最後の4つ目は破損や汚損による補償ですね。
こういったオプションの組み合わせは通常5種類程度が用意されていますから、住んでいる地域などによって自分にピッタリのチョイスをすることで保険料の無駄が省けます。

損害に見合った保険金を受け取ることができるというのも魅力としては大きいですよね。
基本的に、実際にかかる修理費用がそのまま損害額となるので、保険金が修理に間に合わないというような事態を避けることができるのです。

損害額も第三者機関が決めますから、その点でも安心度は高いのではないでしょうか。
未加入の方は是非、万が一に備えて火災保険加入を考えてみましょう。

Pocket

RSS Feed  Posted in 保険に関する応用知識 | Comments Closed